パチンコで勝つための指標として重要になるのが「ボーダーライン」ですが、ボーダーラインに達している台を探すためには打ってみなければいけませんよね。
しかし、ただ闇雲に打っていては、お宝台を見つける前に散財してしまうことになってしまいます。
ムダ打ちをなくすためには『釘読み』が重要になるわけですが、釘を読むのは至難の業です。
そこで今回は、釘が読めなくても見るだけでおおおその目星をつけられる方法を、伝授していきたいと思います!
ボーダーラインと関係の深い「釘問題」
パチンコで勝つためには、ボーダーラインや期待値を追うのも大事ですが、そもそも論として
「どんな台ならボーダーラインが上回るのか?」
を考えていく必要があります。
これは、
「どんな台なら期待値がプラスになっているのか?」
と考えることと同義ですね。
パチスロには設定があるので、高設定の挙動や特徴をおさえれば良いですが、ほとんどのパチンコには設定がありません。
ともなると、パチンコにおける設定はどこなのか?と考えるわけですが、それはもうズバリ釘しかないのです。
釘を全て理解することは難しいですし、今は釘を見るだけで回転数を正確に把握するのは難しいです。
しかし、闇雲に打って散財するよりかは、ある程度絞りを入れて打った方が望んでいる台に巡り会える確率が上がるのです!
釘がわからないからといって諦めてない?
釘を読むというのはとても難しいことで、打ってみないと全然わからないと感じることは多々あるかと思います。
なんとなくヘソを見て、開いてると思って打ったのに1000円で10回転…みたいな経験は誰にでもあることではないでしょうか。
最近は釘の数が減ってきているとはいえ、釘を読むのは難しいのは変わりません。
しかし、実は釘がわからなくても、ちょっと注目したほうが良いポイントはあります。
釘がわからなくても是非チェックしてほしい箇所…
それは、『左の風車周り』です!
これはどのメーカー、どの機種でもほとんど共通して言えることですが、風車周りは本当に調整しやすいポイントです。
なぜならば、ヘソに向かうかどうかは、ほとんど風車で決まるからです。
風車に課せられた使命は一つで、「ヘソ(液晶側)に向かわせる」かどうかです。
よく攻略雑誌を見ると、釘に矢印がつけられていて、どの方向に向いていたら良いか?を表してくれていますよね。
いろいろな方向に向いていてよくわからんと思われがちですが、あれは全て「ヘソ(液晶側)に向いていたらOKだよ」と伝えているものです。
風車によってヘソの方向に玉が向かうためには、風車や風車周りの釘がヘソに向かって「導かれている」状態でなければいけません。
パチンコ玉は野球ボールとは異なり、ヘソに向かうまでの間に変形することはありません。
常に同じ幅になっているので、ヘソに向かいやすい向きになっていなければ、当然ヘソに玉は入らないのです。
玉の動きを見ているだけでも、何となく玉がどのように動いているのかわかるようになるので、液晶の演出に飽きたら玉の動きを見てみるのも良いですね!
風車の上にも「風車にいかせない」ポイントがある!
先程は風車付近の釘について解説しましたが、実は風車の上にもポイントがあります。
ほとんどの機種は、ステージ直行のワープ以外は風車に到達しないとヘソに向かいません。
ホールも、あまり風車で調整しすぎるとろこつになると思っているのか、そもそも風車に向かわせる玉を減らそうとしてきます。
風車に向かう途中に、外へ逃がそうとして釘と釘の感覚が広がっていたら要注意ですよ!
打った玉がどれくらい風車に到達しているのかを見てみると良いでしょう!
機種によっては風車上にワープがないケースもあるので、一概に言えませんが、風車上の玉の動きもとても重要です。
釘が内側に向いていると、玉はどんどん外側にそれていくことになってしまうんで、外側に釘が向いている台を見つけられるとムダ打ちも減りますよ!
意外に知られていないポケットへの入りもチェック!
一番見るべきは風車付近、それは間違いありません。
ヘソに玉が入らなければ、そもそも大当りの抽選が受けられませんからね。
しかし、それだけでは今のパチンコで勝つのは難しいです。
というのも、それだけではボーダーラインを超えられないのです。
結構ヘソに玉が入ってるし、保留も結構貯まる状況なのに、1000円あたりのボーダーラインに照らし合わせてみると、全然足りてない…
そんな体験はありませんか?
これは、「リゼロ」や「エヴァンゲリオン」を打っていると、よく遭遇します。
実は「リゼロ」や「エヴァンゲリオン」の場合、ヘソの賞球は1個となっているため、どれだけヘソに入っても、ヘソの入賞だけではあっという間に玉がなくなってしまいます。
つまり、ヘソの左下にあるポケットへしっかりと入賞していることがボーダーラインを突破するのに必要なのです。
これは、ヘソの賞球が2個や3個であれば、そこまで気にする必要はありません。
ヘソから返ってくる玉が多いなら、逆にポケットには入りにくくなっているからです。
どれくらい玉が入れば良いのかは機種によって変わりますが、もしヘソ賞球が1個なら、ポケットからの賞球は1分につき10〜15程度になるでしょう。
ポケットの数はだいたい3つしかありませんので、何となくでも把握できるかなと思います!
ポケットの状況はお店や地域によって異なるので注意!
実は、このポケットの状況というのは、どこのお店も同じというわけではありません。
ましてや、地域によっても差があるので、一概に答えが一つになっているということではありません。
地域差という意味では、よく言われるのは関東や東北はポケットに入れるけど、中国四国だと全然入れてくれないみたいな傾向があると言われています。
ここからさらにお店によって差があるわけですから、バラバラと思っててもおかしくないくらいですね。
よって、ポケットの状況をチェックする際は、お店ごとのクセを読むしかありません。
どんな形であれ、一番の基準は「1000円あたりの回転数」を見ることなので、まずはマイホームからチェックしていくと良いでしょう!
釘がわからなくても、風車周りとポケット周りの玉の動きを見ることで、打ってもいいラインなのかどうかを判断できるようになります。
いきなりは難しいかもしれませんが、少しずつこなしていくことで、新たなパチンコ台の選び方をマスターできるのではないでしょうか!
そのためには、正しい機種の知識が必要になります。
新台の情報はどんどん出していっていますので、是非参考にしてくださいね!
まとめ:釘がわからなくてもココは見ろ!
今回は、釘がわからなくても見るべきポイントについてご紹介しました。
パチンコで勝つためには「ボーダーライン」が重要ですが、多少でも釘が読めると「ボーダーライン」を満たしている台を探すことができるので、とても重宝する技術だと言えます。
釘が読めなくても、見るべきポイントをしっかりと抑えていれば、勝率アップに貢献してくれることでしょう!
パチンコの玉の動きは想像するのは難しいですが、ずっと見てるだけでも勉強になります。
「ボーダーライン」とセットになる技術なので、是非マスターして頂ければと思います!
一日でできることではありませんが、少しずつでも釘と玉に注目していれば鍛錬できますので、腕を磨いていきましょう!