長年ギャンブルしていると、
「ギャンブルで勝ちたい!」「ギャンブラーとして生きていきたい!」と一度は夢見た人も多いのではないでしょうか?私もその一人です。ですが、そう思っていてもなかなか勝ち続けることができず、負けることも多いのが現状です。そこで今回は4人の偉人たちの格言を紹介し、どう考えて行動すればよいか紹介していきたいと思います。
パチンコで言えば、店の情報を収集、台のデータも勉強したのに、なんで負けてしまうのか。
実はもう一つ重要な要素があることをお伝えしたく記事を書くことにしました。
それは「ギャンブルと向き合う考え方を学ぶことがとても重要」という事です。「ギャンブルする事」が目的になってしまい、「ギャンブルで勝つ事」を目的にしていない人が多いと感じます。
皆さんの目的はギャンブルすることではないはずです。もちろん単純な趣味として少額嗜む人はいるとは思います。ですが、大半のギャンブル大好きさんであればギャンブルに勝ちたいと思うはずです。
ギャンブルに勝ちたいために前日から熱心にデータを収集し、SNSを使用して、〇〇店が出ているぞとか、店の情報もチェック。いざ出発とお店に向かう。でもその前に、少し考えてみてください。ギャンブルに勝つための考え方や、精神面を考えたりしたことはありますか?もっと言うとギャンブルに勝つための勉強をしたことはありますか?
私は今まで考えたことがありませんでした。仕事の勉強のために本を読んでいた時に、これはギャンブルでも応用できるのではないかと思ったのです。
ギャンブルは勝負事ですので勝ったり負けたりします。ですので少しでも勝利に近づけるように偉人たちの格言を紹介します。
これから紹介する偉人たちの格言から、勝負に向かう前の考え方、どういう気持ちで挑めばいいのかを知ることができます。
【超重要】ギャンブルに勝ちたければ「4人の偉人」の格言から学べ
これから私が特に感銘を受けた偉人4名の格言を紹介していきます。
ギャンブラーと呼ばれている人だけではなく、勝負の世界に身を置く人や哲学者も含まれています。ギャンブル好きな私としては特に意識もせずにパチンコ店や競馬場へ足を運ぶことがほとんどです。皆さんも同じだと思います。仕事であれば、仕事の進め方、やる順番など考えて行動することが多いですが、ギャンブルに行く前の行動する段階では特に何も意識しません。もちろん、パチコン店の情報収集や競馬であればレース前の調教を調べたりはします。
今回はその情報、データを収集する前の「考え方」にフォーカスし偉人たちの格言からためになるものがあれば吸収して実践に移していただければと思います。それでは順番に偉人たちの格言を見ていきましょう!
ギャンブルと向き合うための格言①
一つ目にご紹介したい格言は
「十回勝負すると素人は六勝四敗を狙う。玄人は極端に言えば一勝九敗でも勝つように張る」
です。
麻雀放浪記の作者としても有名な阿佐田哲也さんの言葉です。雀士としても有名ですね。
この格言がなぜ素晴らしいかというとそれは「勝率」と「期待値」について勉強することができるからです。
なんとなく、勝つ回数=勝率を意識してしまいがちですが、実は「期待値」もとても重要な要素。格言の通り9敗し、1勝しかしなかったとしても9敗で負けた分以上のお金を1勝で稼げばそれはつまり勝ちということ。
真のギャンブラーはその1勝に集中して勝つ。カッコいいですね。
ギャンブルには様々な確率のギャンブルがあります。パチンコを例にしても甘デジと呼ばれる99分の1の大当たり確率から319分の1で大当たりする台もあります。
競馬にしても1着を当てる単勝があれば、1着から3着までを当てる3連単もあります。
どのギャンブルでも「やりたい」ものを選択するのではなく、「期待値」から考えてどのギャンブルで勝負するか考えてみてはいかがでしょうか?
ギャンブルと向き合うための格言②
二つ目にご紹介したい格言は
「勝負の世界で、「勝つ」とか「強い」とか「運がある」というのはどういうことかと言えば、変化に強いということだ」
です。
最強雀士と言われている桜井章一さんの格言です。
この格言がなぜ素晴らしいかというと「柔軟性」を勉強することができるからです。
柔よく剛を制す。勝負の分かれ目などの分岐点。柔軟性を活かす場面は多くあります。
1600年関ヶ原の戦い。東軍が劣勢と言われていましたが、家康の巧妙な工作によって、西軍の小早川秀秋は裏切り西軍の大谷吉継隊に突撃しました。3時間で勝負が決したと言われています。
この小早川秀秋の裏切るタイミングはまさに勝負の分かれて目、変化です。
そのタイミングをいち早く察知し対処することで変化を味方につけることができるのです。
変化というのは勝負中に様々な場面で起きます。
その変化の場面に対してどう行動するか、どう対処していくのかが勝負を分けることになります。
パチンコ店でも変化を感じる場面があります。
A台、B台があったとき、自分はA台に座りたいと思って座ろうとした時に、別の人に座られてしまったとします。仕方なしにB台に座ったところ、すぐにA台が大当たり。
その時、運が落ちたような気持ちになるも、大丈夫だろうと気を取り直してB台で打ち続けるが、惨敗。
変化にもっと柔軟に対応することができれば、B台を打つのをやめて少し休憩し、A台の行方を観察することもできたのでないかと考えることができます。
少なくとも悔しいと感情にまかせて打ち続けては勝つことは難しいです。
変化をいち早く察知し、どう柔軟に対応するか、勝利へのヒントを学ぶことができます。
ギャンブルと向き合うための格言③
三つ目にご紹介したい格言は
「勝負に一番影響するのは怒の感情だ」
です。
将棋の羽生 善治さんの格言です。
誰でも名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
私の小さいころからずっと第一線で戦っている最強棋士ですね。
この格言がなぜ素晴らしいかというと「怒り」の感情について考える事ができるからです。
勝負事において、避けては通れないのが感情のコントロール。特に怒りのコントロールは必須スキルです。ギャンブル以外でもビジネスの場でも人生においても同様の事が言えます。
逆を言えば怒りの感情をうまくコントロールできなければ何事においてもうまくいきません。
ギャンブルの場面では特に怒りの感情をコントロールすることが大事ですが、なかなかうまくいかないですよね?パチンコ店でもよく台を叩いている人や、トイレの個室内に器物破損しないよう警告の張り紙が張ってある店も見かけます。
私も悔しさから怒りの感情を出してしまうことがあります。
仏様のようにいつも穏やかではいられないのが人間です。
羽生さんの名言には一番影響するものが怒りの感情だと仰っていますが、具体的にはどのように怒りの感情をコントロールしていけばよいでしょうか?
名著アドラー心理学の話を会話風にまとめた「嫌われる勇気」の中では
「人は怒りを捏造する」
「目的達成のための手段として怒りを利用している」と考えます。
つまり怒らずに済むことは可能です。もちろん、訓練は必要ではあります。
詳しく知りたい方は検索してみてください。
羽生さんの格言から怒りの感情が勝負に大きく影響するということがわかりました。
ギャンブルに挑むときは冷静に感情をコントロールして勝利しましょう。
ギャンブルと向き合うための格言④
四つ目にご紹介したい格言は
「あなたが勝っている間にやめなさい。全ての最高なギャンブラーがやっていることだ」
です。
スペインの哲学者バルタサル・グラシアンの格言です。
この格言がなぜ素晴らしいかというと「客観的に物事を考える事」を学べるからです。
ギャンブルは勝っている間にやめること。これができれば勝ち確定です。
私もこの言葉を忘れて負けてしまったことが数えきれないくらいあります。
パチンコした場合などは、ドル箱を積んでも「もっと出すぞ」と息まいて、結局全部飲まれてしまう。競馬でも1レースを的中させて、「もっと増やすぞ」と最終レースまで賭け続けて大負けしてしまう。数えればきりがありません。
「楽しみたい」と「勝ちたい」の感情を両方持ち続けてしまうと、勝負の変化を見失いやすく、怒り(悔しさ)の感情のコントロールも難しくなってしまいます。
「勝つこと」に執着し、バルタサルの格言をいつも心に刻んでギャンブルすればもっと負けることを減らせるのではないかと思います。羽生さんの格言の怒りの感情のコントロールとセットで考えるといいかもしれません。
まとめ
偉人4人の格言を見てきました。勝負事に挑む前の心構え、考え方が学べたかと思います。
それではおらさいとして再度4偉人の格言を確認します。
- 十回勝負すると素人は六勝四敗を狙う。玄人は極端に言えば一勝九敗でも勝つように張る(阿佐田哲也)
- 勝負の世界で、「勝つ」とか「強い」とか「運がある」というのはどういうことかと言えば、変化に強いということだ(桜井 章一)
- 勝負に一番影響するのは怒の感情だ(羽生 善治)
- あなたが勝っている間にやめなさい。全ての最高なギャンブラーがやっていることだ。(バルタサル・グラシアン)
阿佐田哲也さんの格言からは勝率と期待値についてお話ししました。
真のギャンブラーは9敗しても1勝でその9敗分以上を勝てばトータルでは勝てるということ。目先の勝った負けたではなく、もう少し広い視野から見ると勝負に対する考え方も深まるではないでしょうか?
私自身もつい悔しさなどから目先の勝ちにこだわりすぎて、分の悪い勝負になってしまうこともあります。ここぞというタイミングを掴み勝負してみてましょう。
桜井章一さんの格言からは柔軟性についてお話ししました。
進むも、退くも勝負強い人は柔軟な決断できていますよね。
私も意固地になって、いつも行っているパチコン店が全然出ていなくてもそのまま続けてしまうことがあります。選択肢は他にもたくさんあることを頭では理解していても行動できない自分がいます。いかに変化を察知し、察知するだけではなく、それを「行動に移す」ことが大事だと私も理解することができました。
柔軟な決断を取り入れましょう。
羽生善治さんの格言からは怒りの感情のコントロールについてお話ししました。
負けが続いているときは取り返そうとむきになってしまい、冷静な判断ができないことがよくあります。家に帰って、「なんで止めることができなかったんだろう・・」と後悔してしまうこともあります。
まずは冷静に落ち着いて勝つことをイメージしてから勝負してみましょう。
バルタサル・グラシアンの格言からは客観的に物事を考える事についてお話ししました。
これができれば苦労はしないよと思われるかもしれません。なかなか勝っている状態からスパっと止めることは難しいですよね。私も難しいと考えます。
ですが、ギャンブルを遊びのまま終わらせずに、勝ち負けにこだわってみてはどうでしょう?最高のギャンブラーを目指しましょう。
ギャンブルの捉え方は十人十色。いろいろな目的、ストレス発散や純粋に好きなキャラクター物の台だから打つ人もいます。競馬でも麻雀でも色々な目的や考え方があります。
偉人たちの格言を意識に留め、勝負にプラスになる考え方ができるようになってもらえれば私は嬉しく思います。