パチンコにおいて根強い人気を誇る「甘海シリーズ」ですが、その中でもスペックに特徴のある「まわるん甘海アグネス」。
アグネスの人気は高いものの、「まわるん」タイプが人気があるというのはちょっと驚きですね。
既に市民権を得た大海物語4スペシャルがベースになっていますので、ちょっと期待できそうです!
【実は需要が高かった「まわるん甘海アグネス」!】
パチンコにおける「まわるん」と聞くと、なかなか辛い海物語を思い浮かべる人が多いかと思います。
パチンコにおいて定番と言われている海物語シリーズから登場した「まわるん」は大きな衝撃をもたらしました。
発端は当時プレイヤーから言われていた(今も言われていますが)全然回らない問題でした。
海物語はもともとスペック設計が甘いため、ホールが辛く使おうとすると全く回らなくなってしまっていたのです。
そこでメーカーである三洋さんが出した結論は、
「そもそもたくさん回ることを想定して作ろう!」
なんとボーダーラインをプラス5回転くらい引き上げて作り、リリースしたのです。
これなら回るのが当たり前なので、この問題は解決すると思われました。
しかし実際には、それでもホールが絞ってしまったがために逆効果となってしまいました。
ただでさえボーダーラインが辛いのに、さらに回らないというとんでも要素が加わったことで極悪スペックとなり、あっという間にプレイヤーがいなくなってしまったわけです。
第1弾は完全に失敗してしまいましたので、もうやらないかなと思っていたら、なんと甘海で再リリースするではありませんか!
しかも市場の予想を裏切り、甘海では大いに健闘したため、まわるんは甘海で生きていくこととなったわけです。
まわるんタイプはスタートの分岐が高く設定されている分、1/99ではなかなか破壊力のある出玉を見せることができません。
そこで目を付けたのが初当り確率であり、今回の「まわるん大海物語4スペシャル」では1/119と甘デジとしてはギリギリを攻めてきました。
甘海は多少であればスペックの融通はききますので、今回の初当りはそこまで拒否反応はないかなと思われます。
それでは早速、スペックをチェックしていきましょう!
【「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」のスペックやゲーム性は?】
それでは早速、「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」のスペックを見ていきましょう!
『「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」のスペック』
【大当り確率】
1/119.8 ⇒ 1/19.5
【賞球数】
1&13(ヘソは賞球1、アタッカーは賞球13)
【初当りRUSH突入率】
100%(確変割合100%)
【RUSH継続率】
約56.1%(ST10回+時短引き戻し)
【大当り振分(特図1&特図2共通)】
- 10R確変大当り(ST10回+時短90回):4%
- 6R確変大当り(ST10回+時短40回):56%
- 4R確変大当り(ST10回+時短40回):7%
- 4R確変大当り(ST10回+時短20回):33%
【大当り出玉】
- 10R:約1190個
- 6R:約710個
- 4R:約480個
【天井】
⇒低確率で300回。恩恵は時短450回転。
「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」は初当り確率が1/119になったとしても甘海でお馴染みの100%STは守っており、安心して打てるようになっています。
1/99の甘海と比べると、1回当りの大当り出玉が多いように感じます。
一番出玉の少ない4ラウンドでさえ、払出しで500発を超えているのは地味に嬉しいポイントだと言えますね。
但し、その代わりと言っては何ですが、連チャン率が全体的に抑えられています。
- 「ST10回」の引き戻し率⇒40.9%
- 「時短90回」の引き戻し率⇒53.0%
- 「時短40回」の引き戻し率⇒28.5%
- 「時短20回」の引き戻し率⇒15.4%
- 「ST10回+時短90回」の引き戻し率⇒72.2%
- 「ST10回+時短40回」の引き戻し率⇒57.8%
- 「ST10回+時短20回」の引き戻し率⇒50.0%
電サポ30回といっても、うち10回はSTであるため、時短による引き戻しは20回しかありません。
これは今までの甘海シリーズと同じではありますが、STが延びると時短は減るので注意が必要ですね。
プレミアムとなる10ラウンド当りも同じで、電サポ100回だと時短は90回となります。
しかも時短中の引き戻しは初当り確率と同じ1/119となるため、引き戻し率は72.2%とそこまでプレミアムではありません。
「引き戻して当たり前」とはならないので、肝に銘じておきましょう!
連チャンの主役はあくまでST10回なのですが、時短でも引き戻すチャンスは残っていますよ!
『「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」の天井性能は?』
「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」には天井が付いているので、天井についても触れておこうかなと思います。
天井は低確率で300回転まわすと発動し、恩恵は時短450回転となります。
特図1も特図2では大当り振分けは同じなので、いつ当たっても出玉や連チャンに差は生じません。
俗に言う天井ストッパーはありませんね。
打ち始めから300回転回すとなると、後述しますがボーダーラインの回転力かわあればで到達することになります。
いかに天井に近いところから打ち始めて、少ない投資で出玉をゲットするかが勝負どころだと言えます。
【「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」のボーダーラインは?】
それでは、「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」のボーダーラインについてチェックしていきましょう!
4円等価の場合、ボーダーラインはおよそ18回転と意外に回さなくても良いのか?と思えるような数値でした。
ヘソ1個というところを見ると回転数を上げるしかありませんが、そのあたりを考慮しての設計だったのかなと思います。
ボーダーラインを上回るプラス期待値を追うなら、プラス期待値のボーダーラインは要チェック!
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【「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」の勝率&出玉収支は?】
それでは続いて、「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」の勝率&出玉収支についてチェックしていきましょう!
この表は初当りに対する勝率と出玉収支について、ボーダーラインの回転力で10000回シミュレーションした結果です。
甘デジということもあって、勝率が50%を超えてきていることがわかります。
これがミドルスペックだと40%台になってしまいますので、100%STの甘デジの安定感がうかがえますね。
出玉収支としても、およそ6割は±1250発に収まっており、4円等価であれば±5000円となります。
さすがにプラス10000発は狙うのは難しいですが、5000発を超えることもしばしばあるようなので、甘デジだからといってショボ出玉で終わるとは限りません!
【「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」の天井期待値は?】
それでは最後に「まわるん大海物語4スペシャル(甘デジ)」の天井期待値をチェックしていきたいと思います。
この表はボーダーラインの回転力における天井期待値をシミュレーションしたものとなります。
天井は300回転となりますが、プラスに転じるのは等価であれば残り250回転、33玉交換であれば残り100回転となります。
交換率によって大きく差が開くことがわかりますね。
また、大当り後であれば必ず時短を消化することになるため、
- 時短90回⇒天井までは実質210回転
- 時短40回⇒天井までは実質260回転
- 時短20回⇒天井までは実質280回転
と天井までの回転数が少しオトクになります。
但し、最初の10回転はSTとなりますので、天井までの回転数にカウントされませんのでご注意ください!
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