夏競馬到来!高配当を狙うためのおすすめポイントを紹介

夏競馬到来!高配当を狙うためのおすすめポイントを紹介

みなさんこんにちは!
宝塚記念は1番人気、ルメール騎手の クロノジェネシスが見事優勝しました。

昨週書きました、宝塚記念のおすすめ馬でもクロノジェネシスを一番に取り上げました。
残念ながら2着の ユニコーンライオンは取り上げませんでしたが、若武者 坂井瑠星騎手が果敢に逃げ、最後の直線でも3着馬のレイパパレに差されてからも二の脚で差し返して2着になりました。 レース自体もすごく見応えがありいいレースだったと思います。

優勝したクロノジェネシスのオーナー代表であるサンデーレーシングの吉田俊介さんがフランスの凱旋門賞へ行きたいと前向きな発言をされておりました。10月の凱旋門賞がとても楽しみになりましたね。

さて、6月も終わり、7月に入るといよいよ夏競馬が始まります。
中央主要4場での開催がなくなり、涼しい北海道や新潟、福島競馬場でのレースが始まります。

夏競馬はよく、「レースが荒れる」と言われています。荒れるレースの的中はなかなか難しく、あまり良い印象を持っていない人もいるかと思いますので、夏競馬の高配当を狙うおすすめポイントをご紹介します。

この記事を読んでいただければ以下の事がわかります。

・夏競馬の楽しみ方がわかる。
・夏競馬で好成績を上げる馬の傾向を掴むことがわかる。
・各ローカル競馬場の特徴を掴むことができる。

夏競馬はハンデ重賞や2歳戦があり夏ならではのレースの傾向を掴んで夏競馬を楽しみましょう!

夏競馬到来!高配当を狙うためのおすすめポイントを紹介


ここからは夏競馬で高配当を狙うため、夏競馬とは何か、なぜ高配当を狙うのを話していきますね。

夏競馬とは


夏競馬とは宝塚記念の翌週から始まります。
ローカル競馬場だけで開催される期間のことで、主要4場(東京、中山、阪神、京都)での開催はありません。
終了は9月5日 新潟記念の週までです。

この期間は福島競馬場、小倉競馬場、函館競馬場、新潟競馬場、札幌競馬場の中で3場で開催されます。

期間中はG1のレースはありません。G2も8月22日の札幌記念のみで後はG3のみです。
これは少し盛り上がりに欠けるんじゃないのと思われるかもしれませんが、理由があります。

それは、暑い時期に休養に充てる馬が多くいるからです。
秋からは連戦してG1レースが続き、12月有馬記念まで続きます。
特に、馬は暑さに弱く、人間より夏バテしやすいため、秋の戦いに備え、休養にあてられることがおおいのです。
そして、主要4場で開催されない理由は、芝の生育の期間にあてられるからです。
春までずっと使われてきた芝をケアし、育成して秋競馬に備えることができるのです。

なぜ高配当を狙うのか


なぜ高配当を狙うのかというと、それは夏競馬が荒れやすいといわれているからです。
それではなぜ夏競馬は荒れやすいのかというと以下が挙げれます。

・2歳の新馬戦が多く組まれている。
・梅雨の時期で天候不順が多い。
・競馬場の直線が短かったり、洋芝がある。

2歳の新馬戦が多く組み込まれている。


夏競馬では多くの2歳戦が開催されるため、荒れる傾向にあります。
これは当然の話で、人気になった馬も、初めてレースに出走するため、思わぬアクシデントにあうこともおおくあるからです。ゲートを出ずに、大きく出遅れてしまったり、
気性が激しく隣の馬に噛み付いてしまい力が発揮できなかったりといろいろなことがお起こります。

かなり昔ですが、私が実際に購入した2歳戦の馬券で、馬が自分の影におびえてしまい、急ブレーキがかかり勝つ寸前で失速してしまったケースもありました。
不確定要素が強いため、荒れる傾向にあるのです。

梅雨の時期で天候不順が多い。


梅雨の時期の開催になるため、多量の雨が降り、馬場状況が悪化し、人気の馬が力を出せずに、終わってしまうレースも多くあります。道悪は思わぬ高配当が生まれる契機になることがすごく多いです。逆に購入時は馬場状況をしっかりチェックする必要があります。

競馬場の直線が短かったり、洋芝がある。


特に、直線が短いのは函館競馬場(262M)、札幌競馬場(266M)、
福島競馬場(292M)、小倉競馬場(293M)があります。

東京競馬場の直線は525Mです。

直線が短いと差し馬が先行した馬を抜ききることができずにゴールしてしまうことがあり、
思わぬ高配当を生むことがあります。前残りの荒れやすいレースになることが多いのです。

また、上記挙げた競馬場はすべて最後の直線がほぼ「平坦」です。(福島競馬場はゴール前残り100Mで上り差が少しあり。)
平坦だと、人気薄の逃げ馬がいた場合に、最後の直線でバテずにそのままゴールというケースもあります。主要4場のコースはすべて直線に「高低差」があります。

さらに、北海道にある函館競馬場と札幌競馬場の芝は他の競馬場の野芝と違い、「洋芝」です。洋芝は野芝と比較し、暑さに弱いものの伸びが早く、草丈があり、クッション性が高いです。
一般的に野芝はスピードタイプ、洋芝はスタミナタイプといわれています。

他の競馬場の芝コースで好成績を収めている馬でも洋芝では勝てないというケースがあり、これも高配当につながる要因になっています。

各競馬場の特性を活かして馬券を攻略


それでは各競馬場の特徴について見ていきましょう!

新潟競馬場


新潟競馬場は上記で記載した競馬場の直線とは違い、日本一の直線の長さがあります。
直線の長さは659M。これは絶対にチェックしておくべきポイントです。また、4コーナーがスパイラルカーブになっているため、直線で馬群がばらけやすくなっています。ばらけやすということは後ろからくる差し馬や追い込み馬が馬群をさばく必要がなく末脚をくりだすことができるので有利とされています。馬券購入時には差し馬、追い込み馬を狙っていくのも一つの戦法ではないでしょうか。

福島競馬場


福島競馬場は芝コースの1周が1600Mしかなく、直線も292Mと非常に小さな競馬場です。
小さな競馬場ということは小回りコースであり、カーブは急です。カーブをうまく回れる器用な馬にチャンスがあります。傾向としても先行馬有利の競馬場です。ですが、福島競馬場も4コーナーがスパイラルカーブになっているため、差し馬も差し切ることもしばしばあります。チェックポイントは直線の短さですので、セオリーとしては先行馬を狙っていくことが大事だと思います。

函館競馬場


函館競馬場の特徴は洋芝であること、最後の直線が262Mしかありません。これはJRAの競馬場で一番短い距離です。通常の芝コースと違い、スタミナ、パワーが要る馬場ですので、軽い芝をスピードを生かして走り切るタイプの馬よりも、スタミナが豊富でパワーがあるタイプの馬が好走することが多いです。洋芝の適正は少し難しいため、馬券購入時は買う馬の過去の洋芝の実績を確認して購入したほうがよいと思います。ねらい目としては直線が短いため、先行、逃げが有利な脚質です。

札幌競馬場


札幌競馬場は直線(266M)が短く、逃げ馬の勝率、複勝率がJRA全10場中トップクラスに良いです。
また、内枠特に1枠の有利な傾向があります。コーナーにはスパイラルカーブは採用されておらず、ほぼ円形の形をした競馬場です。札幌競馬場の芝コースは抜群に水はけが良く、雨が降っても重馬場になることが滅多にありません。函館競馬場はよりも影響を受けにくいという特徴があります。脚質については、直線が短い通常のカーブがコーナーのため、そのまま走っては差し馬、追い込み馬が届かないという傾向から、3,4コーナーから「捲る」馬が他場によりもかなり多いです。ですので、3,4コーナーでの騎手の駆け引きが勝利に繋がらります。仕掛けどころを読み切ることができるジョッキーの馬を勝っていくのも戦法の一つではないでしょうか。

小倉競馬場


小倉競馬場は3,4コーナーにスパイラルカーブが採用されており、またコースの幅が広いのが特徴です、
フェンスの位置も3段階に使い分けているため、馬場の痛みが分散されることから内枠、先行馬有利の競馬場です。
そして小倉競馬場では特に注意が必要なのは「暑さ」です。上記他場はすべて東北や北海道と比較的涼しい地域にありますが、小倉競馬場は福岡県北九州市にあります。馬は暑さに弱く、発汗が目立つ馬はレース前に体力を消耗してしまい力を発揮できないケースがあります。購入する馬の馬格や、夏場の成績を参考に馬券を組立ていく必要があります。また、小倉競馬場では比較的に地元九州の騎手が活躍する傾向もあるため、合わせてチェックしてください。

具体的な馬券購入時のチェックポイント


ここでは実際に夏競馬の馬券購入時のチェックポイントを紹介していきます。

2歳戦がスタート、3歳未勝利戦のレース減


夏競馬が始まると2歳戦がスタートします。特に新馬戦(メイクデビュー)は出走歴がないため、一般の馬のように、近走の成績がありません。

前走のタイムや着順を予想に取り組むことができないため、調教のタイムや血統背景を参考にしていくことになります。初めて入る馬はかかってしまったり、出遅れてしまったりと不確定要素が多く、高配当になることもたくさんあります。的中しずらくなるかもしれませんが、逆を言えば高配当のチャンスでもあります。

もう一つ大切なことは、2歳戦が始まるため、3歳未勝利のレースが減ってしまうということです。
JRAの3歳戦は夏競馬が終わると終了します。それまでに1勝もできなかった馬は以降レースにでることができずに、引退するケースがほとんどです。

最後のチャンスを掴みたくても、未勝利戦のレースが少なくなるため、適正外の距離のレースだとしてもいちかばちかで出走するケースもあり、その結果としてずっと勝てなかった馬が実は適正外と思っていた距離で才能を発揮して勝利するっといったケースも起こります。夏競馬の3歳未勝利戦では適正外で出走してはいないかを考慮して馬券を買うようにしましょう。

ダート戦が減る


夏競馬になると、気温上昇と共に芝の育成が進むため、芝のレースが増え、ダートレースが減ります。
その結果として、ダート馬が芝のレースに出走するケースがあります。馬の適正を見抜くのはプロの調教師でも
難しく、ずっと芝を走って、成績がよくなかった馬がダートに路線を変更して化けるケースがあります。逆もあります。

ずっとダートを走っていた馬がいきなり芝のレースに出走すると、人気はないことが多いです。その馬が芝のレースで激走して勝ってしまったりするとここでも高配当が生まれます。夏競馬ではダート馬の芝替わりの馬は要チェックです。

ハンデ戦の重賞が多い


夏競馬ではG1はありません。G2も札幌記念のみで、重賞はG3のレースのみです。そしてその重量も「ハンデ戦」が多くあります。春、秋のシーズンと違い、夏競馬の期間は有力馬は休養にあてていることが多く、その中で重量のハンデ戦が開催されると、馬のレベルが拮抗する状態となります。

しかもハンデ戦となれば、枠順やレースの展開のちょっとした事で順位が大きく変わってしまい、運の要素の割合が大きくなります。これによって高配当が多く生まれることになるのです。

的中することは難しいかもしれませんが、各競馬場の特徴を掴みつつ馬券を購入することで少しでも的中率を高めていきましょう。高配当となれば、1点の購入金額を抑えて、点数を増やして購入する方法やワイドや三連複を利用して3着までに入る馬を予想していくのも有効な考え方だと思います。

クラスより調子、牝馬は好成績


夏競馬は昔から「格より調子」という言葉があります。これは成績の良し悪しよりも馬の体調を維持できているかが狙い目であるということです。格は低くても体調がよく、夏場に強い馬が格上の重賞で好走するケースは珍しくありません。

特にチェックしておくべきポイントは馬体重です。夏場の馬のコンディションは難しく、ちょっとでも体調が悪くなると、餌を食べなくなり、その状態で調教をすると当然体重が減ります。二桁体重の増減がある馬は特にチェックしなければなりません。購入する際はパドックの歩き方、発汗、体重をチェックしてください。

そしてもう一つお伝えしなければならないことは牝馬の勝率が上がるということです。
夏競馬ではダート戦が減るため、パワーやスタミナで見劣っていた牝馬もハンデ戦を活かし、牡馬以上の成績を収める例も多くあります。どの馬から買ったらいいかわからない場合は牝馬の体調が良さそうな体重の減りがない馬を狙ってみるのも効果的ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ


夏競馬には春、秋にはない魅力がたくさんあることが分かっていただけたと思います。
G1では考えられないような高配当が出る場合もあり、とてもやりがいがあるのではないでしょうか
各競馬場の特徴を捉え、夏競馬のポイントを抑えて馬券を購入していた頂ければきっと楽しい夏競馬のシーズンが送れると思います。コロナ禍の影響でなかなか競馬場へ足を運ぶのも難しい現状ですので、ネット投票を活用して夏競馬を楽しんでください。

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