今のパチンコはとにかく牙狼が良い!という話ばかり聞こえてくるパチンコ業界。
牙狼スペックは最強と言われていますが、なんと牙狼スペックを超える「10000発スペック」が降臨しました!
一体どうやって10000発スペックを実現させたのか、スペックの仕組みを徹底紹介します!
大一がバカボンで本気を出した!牙狼を超えた神スペック降臨!
天才バカボンと言えば、かつて大一さんがパチンコメーカーのトップに君臨した時代を象徴する機種ですね。
今から20年以上前のことですから、ベテランのパチンコファンしか知らないかもしれませんが、当時は「ピンクレディー」との2本柱で無敵を誇った時代があったのです。
今では当たり前となっている予告「ステップアップ予告」を作ったのは記憶が確かなら天才バカボンが元祖ですし、ミニキャラの複合で法則性を作るようなゲーム性も天才バカボンが流行らせた記憶があります。
さて、そんな偉大なコンテンツ天才バカボンですが、今回はスペック面で強力な挑戦を仕掛けてきました。
何と言っても『牙狼を超えた神スペック』を謳っているわけですからね…!
今回は、「神・天才バカボン~神SPEC」の仕組みが一体どのような仕組みになっているのか、徹底解析していきたいと思います!
牙狼を超えたと言われるスペックのヒミツを一挙公開していきますよ!
そもそも牙狼スペックはどうして最高峰と言われているのか?
「神・天才バカボン~神SPEC」のスペックのヒミツを探る前に、まず現在最高峰スペックと言われている「牙狼」のスペックからチェックしていきましょう!
今ホールを席巻している「牙狼」ですが、人気のヒミツといえば『ALL1500発&継続率81%』という破壊力抜群のスペックです。
初代牙狼を彷彿とさせるスペックということもあり、虜になっているファンは大勢いますね。
似たようなスペックで「ウルトラマンタロウ2」がありますが、実は連チャン中のスペックは同じで、『ALL1500発&継続率81%』となっています。
実はこの『ALL1500発&継続率81%』というのは現行のスペックでは最高峰と言われており、これ以上のスペックは実現不可能と言われています。
それはなぜか?
その理由は、『6400個規制』があるためです。
『6400個規制』とは、パチンコにおいて玉が出過ぎないように制限するための規制のことで、『最も有利な状態においては、最大で6400個までしか出してはいけない』という内容となっています。
最も有利な状態というのは連チャンモードのことだと理解してもらって良いかなと思いますが、先ほどの『ALL1500発&継続率81%』というのは、実は6400個ギリギリの数値というわけですね。
6400個ギリギリを攻めているスペックだからこそ、「牙狼」のスペックは最高峰であり、「牙狼」を超えるスペックは出てこないと言われているわけです。
初当りの出玉を極限まで削り、全てを連チャンに捧げたスペックこそ「牙狼」なのです。
ここまで聞くと、どう考えても「神・天才バカボン~神SPEC」が「牙狼」を超えるのは難しいと思ってしまいますよね。
しかし、「神・天才バカボン~神SPEC」は最高峰と言われる「牙狼」のスペックを超えることに成功しました。
一体、どうやって「牙狼」スペックを超えたのか?
そのヒミツを探っていきたいと思います!
超RUSHに入る前に4500発!?とんでもない天才神スペック!
先ほどのお話で、「牙狼」のスペックは『6400個規制』のギリギリを攻めた最高峰スペックであるとご紹介しました。
『6400個規制』がある限り、「牙狼」のスペックが最強であり、その最強は揺るがないと思われていました。
しかし、そこは目の付け所がシャープな大一さん。
トンデモナイ方法で「牙狼」スペックを超えることに成功したのです。
そのトンデモナイ方法とは・・・
「連チャンモード突入前に連チャン準備モードを作る!」
という画期的な方法でした。
連チャンモードにおける出玉は『6400個規制』がありますので、連チャンモードの出玉性能をこれ以上上げることはできません。
であるならば、その手前に出玉性能の高い『連チャン準備モード』を作ることにしたのです。
「神・天才バカボン~神SPEC」の連チャンモードは、「牙狼」とほとんど変わらない『ALL1500発×継続率81%』となっています。
正確には81%ではなく81.2%となっており、さらに『6400個規制』ギリギリを攻めていますが(笑)
そして、『連チャン準備モード』を2つ設け、初当りを含めると合計3回大当りするように設計したのです。
「神・天才バカボン~神SPEC」においては全ての大当りが1500発となっていますから、連チャンモード突入までに4500発獲得し、さらに連チャンモード『ALL1500発&継続率81%』の爆発力を見せるというまさに神スペックに仕上がったのです!
「牙狼」の場合、連チャンモードに突入するまでに初当りの450発しかないことを考えると、単純計算で「牙狼」を4000発上回っていることになりますね!
まさに大一さんの切り札であると言えるでしょう!
出玉はすごいが連チャンモードが遠い!?神スペックの代償とは?
さて、画期的な方法で牙狼のスペックを上回ることに成功した「神・天才バカボン~神SPEC」ですが、実は良いことばかりではありません。
それを知るために、簡単にスペックを見ていきたいと思います。
【大当り確率】
1/319.7 ⇒ 1/44.8
【賞球】
1&15(ヘソ賞球が1個、アタッカー賞球が15個)
【大当り振分】
『初当り(特図1)』
- 10R大当り(時短42回):75%⇒鬼RUSH突入
- 10R大当り(時短なし):25%
『鬼RUSH:連チャンモード準備中(特図2)』
- 10R大当り(時短1031回):33%⇒超特訓突入
- 10R大当り(時短42回):67%⇒鬼RUSH継続
『超特訓:連チャンモード準備中2(特図2)』
- 10R大当り(時短70回):100%⇒神鬼RUSH突入
『神鬼RUSH:連チャンモード(特図2)』
- 10R大当り(時短70回):100%⇒神鬼RUSH継続
【天井】
非搭載
このスペックで最も複雑なのはモード移行なのですが、初当りを引けば50%で連チャンモードに移行する牙狼とは異なり、「神・天才バカボン~神SPEC」においては連チャンモードに突入するまでに幾つものモードを移行する必要があるのです。
「神・天才バカボン~神SPEC」は大当りは全て1500発であるため、連チャンモード移行までの間にも出玉はどんどん増えていくのですが、最も継続率の高い連チャンモードが遠いため、連チャンモードに移行する前に連チャンが終わってしまうという恐れがあるのです。
最短ルートで連チャンモードに到達するなら、以下のルートとなります。
- 初当りで時短42回付与される10Rを引いて、鬼RUSHに突入する。(突入率75%)
- 鬼RUSHで時短1031回付与される10Rを引き、超特訓へ突入する。(突入率約25%)
- 超特訓で10Rを引いて連チャンモードスタート!
特にキツいのは準備モードである鬼RUSHで、そもそも時短42回で1/44.8を引かないといけないのに、さらに大当りの33%しか昇格できない仕様となっています。
残りの67%は再度鬼RUSH突入となるので引戻しのチャンスはあるものの、トータルの突入率は25%程度しかありません。
このように、連チャン準備モードを作ることにより、連チャンモード突入時の期待出玉と合わせると10000発を超えることが可能なのですが、肝心の連チャンモード突入率を犠牲にする必要があるというわけです。
まとめ:「神・天才バカボン~神SPEC」のスペックも牙狼スペックも一長一短!
今回は、牙狼スペックを超えたと言われている「神・天才バカボン~神SPEC」について、どんなところが凄くて、どんなところがキツいのかを解析してご紹介しました。
大当り確率1/319という決められた中で、いろいろな出玉の塊を作るゲーム性があり、一概に「これが一番良い!」というのはなかなか難しいことがおわかり頂けたのではないかと思います。
初当り確率が同じということは、初当りまでにかかる投資は変わらないということなので、初当りを引いた時の出玉の見返りはどのスペックもほとんど同じです。
異なるのは、見返りの出玉がどのように返ってくるのか?という要素であり、そこにゲーム性を設けているのが今のパチンコというわけですね。
いろいろとスペックは難しいところがあるのですが、一番重要なのは「面白いと思えるか?」「また打ちたいと思ってしまうほど魅力があるのか?」という点かなと思いますので、スペックやゲーム性とのバランスに注目していって頂ければと思います!