パチンコ「満開花火GO(甘デジ)」はダイナム専用のPB機ということで、6段階の設定が設けられています。
設定ごとで挙動が異なりますので、ボーダーラインを解析していきたいと思います!
各設定の特徴を捉え、立ち回りに活かしていって頂ければと思います!
甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」は6段階設定のPB機!
甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」は機種名に『GO』がついていることからもわかるように、ダイナムが主導するPB機となっています。
ダイナムと言えば、マルハン同様に全国に展開している大手チェーンであり、北は北海道、南は鹿児島まで、沖縄県を除いた都道府県に店舗を構えています。
そのため、実はPB機に触れる機会は意外に多く、PB機だからこそしっかりと機種解析をおこなう必要があると考えています。
「満開花火GO(甘デジ)」の場合は、なんとダイナムが独自でゲーム性の構築やスペック設計をおこなっており、まさにパチンコメーカーとしての立場で「満開花火GO(甘デジ)」を開発したという経緯があります。
つまり、「満開花火GO(甘デジ)」の設定差をしっかりと解析することは、それはつまりダイナムがパチンコをどのように運用したいのかを調査すると言っても過言ではありません。
設定付パチンコは今やPB機の特徴にもなっており、それぞれの設定がどのような挙動を示すのかを知っておくのは勝利のための立ち回りには必要な要素となっています。
特にボーダーラインに注目して、それぞれの設定による挙動を暴露していきたいと思います!
それではまず、スペックについておさらいしておきましょう!
【大当り確率】
- 設定1:1/67.9 ⇒ 1/67.9
- 設定2:1/65.5 ⇒ 1/65.4
- 設定3:1/63.5 ⇒ 1/63.4
- 設定4:1/60.4 ⇒ 1/60.4
- 設定5:1/58.4 ⇒ 1/58.4
- 設定6:1/55.6 ⇒ 1/55.5
【突然時短】
1/2048(恩恵は時短210回転)※特図1(初当り時)のみ。
【賞球数】
2&10(ヘソは賞球2、アタッカーは賞球10)
【初当りRUSH突入率】
約20%
【RUSH継続率】
約88%
【大当り振分(特図1(初当り時))】
- 3R確変大当り(電サポ次回まで):7.0%
- 3R確変大当り(電サポ10回転):81.3%
- 3R通常大当り(時短10回転):11.7%
【大当り振分(特図2(連チャン中))】
- 10R確変大当り(電サポ次回まで):0.8%
- 3R確変大当り(電サポ次回まで):87.5%
- 3R通常大当り(時短10回転):11.7%
【大当り出玉】
- 10R:820個
- 3R:250個
【天井】
⇒非搭載!
パチンコにおける設定差は、基本的には初当り確率にしかありません。
初当り確率が変動すると、自動的に高確率の大当り確率も変動しますので、正確には「初当り確率」「高確率中の大当り確率」となります。
アタッカーの払い出しや、ラウンドが変化したりすることはありません。
「満開花火GO(甘デジ)」においては、電サポ10回転における引き戻し率が設定によって変化することとなります。
なお、それぞれの設定における引き戻し率(電サポ10回+残保留4個)は以下となります。
- 設定1:約18.8%
- 設定2:約19.4%
- 設定3:約19.9%
- 設定4:約20.8%
- 設定5:約21.5%
- 設定6:約22.5%
平均すると引き戻し率はおよそ20%となりますが、厳密には設定によって約19%~約23%と4%程度の差が存在します。
この4%を体感することは難しいですが、初当り確率は非常に甘いことと、突破率が低いことから、引き戻し率のサンプルは比較的集めやすいとも言えます。
精度としては気休めの印象もありますが、カウントして損はありませんよ!
「満開花火GO(甘デジ)」の設定ごとのボーダーラインは?
それでは、「満開花火GO(甘デジ)」の設定ごとのボーダーラインをチェックしていきたいと思います!
機種紹介の記事でご紹介したボーダーラインは「設定1」のものでしたが、実は設定によってボーダーラインは大きく変化しますので、しっかりとチェックしていきましょう!
『パチンコ甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」ボーダーライン(設定1)』
『パチンコ甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」ボーダーライン(設定2)』
『パチンコ甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」ボーダーライン(設定3)』
『パチンコ甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」ボーダーライン(設定4)』
『パチンコ甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」ボーダーライン(設定5)』
『パチンコ甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」ボーダーライン(設定6)』
イメージとしては、設定が1段階上がるごとにボーダーラインは0.7~1回転ずつ甘くなっていく感じですね。
初当り確率が甘いこともあって、ボーダーラインへの影響は大きいと言えるでしょう。
低設定においては設定が上がるごとにボーダーラインは1程度上がりますが、高設定になるほどボーダーラインの上り幅は小さくなっています。
設定1ではボーダーラインは18.8回転だったものが、設定6になると13.4回転となり5回転以上も甘くなりますよ!
甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」の設定ごとの機械割は?
それでは続いて、気になる設定ごとの機械割についてチェックしていきたいと思います!
機械割の基準は、設定1のボーダーラインの回転力を持っていると仮定しますので、設定1の機械割を100%とした場合の他設定の機械割を算出してみましょう!
- 設定1:約100.0%
- 設定2:約102.4%
- 設定3:約104.7%
- 設定4:約108.5%
- 設定5:約111.1%
- 設定6:約115.1%
パチンコの機械割はパチスロの機械割とは異なるため比較するのは難しいですが、パチスロは設定1でおよそ98%程度なので、設定6だと112%程度と考えればいいかなと思います。
設定6の機械割が112%の機種はパチスロとしては優秀の部類に入りますので、なかなか大きな設定差が設けられていると考えても良いでしょう。
しかも初当り確率が甘いという設計になっているため、どちらかというと収束しやすい要素は十分にあります。
ただ気を付けなければいけないのは、パチンコにおいては初当り確率、および高確率にしか設定差が存在しないことです。
大当り出玉や確変割合には設定差は設けられませんので、そこは差があっても全てはヒキということになります。
甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」の場合、電サポ10回における引き戻し率には設定差が存在(大当り確率に設定差があるため)しますが、連チャンにおいては確変割合のヒキなので設定差はありません。
但し、連チャン中に非確変を引いてからの時短10回の引き戻し率には設定差がある(突入時の電サポと回転数は同じ)ため、トータルで考えると連チャン率に設定差が存在することになります。
甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」攻略まとめ
今回は、甘デジ「満開花火GO(甘デジ)」のスペックやゲーム性の設定ごとの攻略解析をおこなっていきました。
攻略の注目ポイントは以下となっています。
- 今回のスペックはPB機で6段階設定となっているが、なんと「満開花火GO(甘デジ)」はダイナム自ら開発した機種!
- 初当り確率は甘いものの、突破型スペックであるため簡単には勝てない!
- ボーダーラインにおいては設定1と設定6では5回転以上の差があり、しっかりと設定を意識していく必要がある!