「地獄少女」はパチンコから人気に火がついたコンテンツですが、不思議なことにスペックで人気が出たわけではありません。
いたって普通のスペックでも人気が出たので、おそらくアニメコンテンツの表現が上手だったのではないかと思います。
そして2023年、スペック全盛と言われた時代に、再び「地獄少女」が降臨することになりました!
今までのスペックを捨てて新しいスペックにチャレンジしていますので、とても楽しみな新台となっていますよ!
地獄少女がスペックをパワーアップさせて帰ってきた!
「地獄少女」と言えば、藤商事さんが誇るメインコンテンツであり、老若男女問わず人気のある珍しいアニメ作品です。
パチンコだけでなくパチスロにも幾度も登場されているので、認知率としては高いかなと思いますね!
「地獄少女」はパチンコの中でもあまり攻めたスペックはやってこなかったイメージがあるのですが、ちょっと個性のある確変を搭載したり、女性のために!というコンセプトを掲げたり、何かと話題になるイメージがありますね。
今までは確変のイメージがあったわけですが、今回は遂に確変ではなく、1回転勝負のスペックに切り替えたとのこと。
しかも機種名が「地獄少女覚醒3000ver.」となっており、3000発を強く意識していることもわかります。
3000発はユニコーンから始まった画期的な要素ですが、今となっては搭載が当たり前になっていますので、どこまで上位互換となっているかが明暗を分けそうです。
覚醒というワードは、藤商事さんのメインコンテンツでもある「緋弾のアリア」でもよく使われる推しワード。
一体どんなスペックになっているのか、しっかりと新台攻略していきたいと思います!
「地獄少女覚醒3000ver.」のスペックを徹底解析!
それではまず、「地獄少女覚醒3000ver.」のスペックから見ていきましょう!
『「地獄少女覚醒3000ver.」のスペックをチェック!』
それでは早速、「地獄少女覚醒3000ver.」のスペックを見ていきましょう!
【大当り確率】
1/319.7 ⇒ 1/1.3(大当り確率と小当り確率の合算)
【タイプ】
1種2種タイプ
【賞球】
1&15(ヘソは1個、アタッカーは15個)
【RUSH突入率】
60%
【RUSH継続率】
約75%(1回転で1/1.3を引くの引き戻し率合算)
【初当りの振分け(特図1)】
- 10R大当り×2(RUSH突入(時短1回)):20.0%
- 8R大当り(RUSH突入(時短1回)):40.0%
- 8R大当り(RUSH非突入):40.0%
【連チャン中の振分け(特図2)】
- 10R大当り×2(RUSH継続(時短1回)):約33.3%
- 10R大当り(RUSH継続(時短1回)):約66.7%
【出玉(払い出し)】
- 10R:1500個
- 8R:1200個
【天井(遊タイム)】
非搭載
「地獄少女覚醒3000ver.」は初当り確率1/319のミドルスペックで、言わずもがな1種2種混合スペックとなっています。
初当りから見ていきますが、まずパッと見で気になるのは「ガンダムユニコーン」にソックリだという点です。
初当りから20%で3000発が取れるというところがまさに「ガンダムユニコーン」ですよね。
また、RUSH突入率が60%というのも同じとなっている点です。
しかし、上位互換となっているポイントとしては、3000発大当り以外の大当りの出玉がパワーアップしているという点です。
「ガンダムユニコーン」では450発しかありませんでしたが、「地獄少女覚醒3000ver.」はなんと1200発となっており、単発で終わった際のケアがしっかりしています。
これは打ち手にとっては大きなアドバンテージだと言えますね!
『RUSHは「リゼロ」を意識!だがSTではない!』
続いてRUSHですが、「地獄少女覚醒3000ver.」ではRUSH中の大当りは全て3000発大当りか1500発大当りかの2つしかありません。
どうやらRUSH中の大当り構成は「リゼロ」を意識しているようで、「リゼロ」のような出玉無し当りや小出玉当りがないことが上位互換だとしているようですね。
実際に3000発割合は1/3もあるので、これは確かに上位互換かなと思います。
ただ、RUSH中は1回転の勝負となっており、1/1.3の抽選に漏れた時点でRUSHは終了となってしまいます。
少し前であれば、とにかく出玉スピードが高い機種がもてはやされていましたが、最近は早すぎると逆効果となっており、結果として「リゼロ」や「エヴァ」のようなロングSTが再評価されています。
まぁこればっかりは仕方ないなと思うしかありませんが、今までの「地獄少女シリーズ」は出玉スピードにこだわってきたわけではないので、コンテンツ的にもちょっと残念に感じてしまいますね。
ちなみに、RUSH中は以下の2モードを選択できるようになっています。
- いっぺん押してみるモード
- あいの違和感エアーモード
「いっぺん押してみるモード」では10カウントのカウントダウンが発生して、ゼロになるまでにボタンの色を昇格させて最後にボタン一撃で当落を決めるゲーム性になっています。
「あいの違和感エアーモード」では、15秒以内に違和感演出が発生すれば大当たりとなる体感が重要なゲーム性になっています。
エアーという名がついているので、きっと違和感に気がつかなくても最後はエアーでサイレント告知してくれるのではないかと思いますね。
ちなみに、どちらを選んでも特に連チャン率が異なるとか、3000発比率が変わるとか、スペックそのものが変わるというわけではありません。
どちらかというと、大当りしている時の告知方法が異なるとか、その程度のレベルとなります。
どちらも1回転だけの勝負になりますので、かなり気合いは入りそうです…!
「地獄少女覚醒3000ver.」のボーダーラインをチェック!
それでは続いて、「地獄少女覚醒3000ver.」のボーダーラインをチェックしていきましょう!
「地獄少女覚醒3000ver.」のボーダーラインは等価で17.0回転となっており、今流行りの甘い設計となっています。
しかし甘いとはいえ、ヘソの賞球は1個のため、全然回らないというイメージにはなりません。
ただ、1000円がなくなる時間はとても短いので、早く初当りを引かないと投資はかさむ一方になりますのでご注意ください…!
まとめ:「地獄少女覚醒3000ver.」
今回は、「地獄少女シリーズ」の新台となる「地獄少女覚醒3000ver.」の新台攻略をおこないました。
今までは確変ループに力を入れてきたコンテンツですが、今回ついに確変をやめて1種2種スペックに舵を切りました。
もともと1種2種スペックに強い藤商事さんなので問題はないと思いつつ、コンテンツが好きなファンにとってはちょっと残念に感じられたかもしれませんね。
今は1種2種スペックが全盛であるため仕方ないところがありますが、無理に1回転に集約しなくともロングSTにするなどやり方はあったのではないかと思うところもあります。
今回の「地獄少女覚醒3000ver.」はある意味試験的なスペックトライとも言えますので、早くホールに導入してほしいところですね!