スロプロ引退…。私の持てる技術の全て、洗いざらい公開します。「第五章」

この記事は、スロプロであり、親友である友人にインタビューした内容を記したものである。尚、記憶を辿りながら書き起こしている為、機種や年代に多少の誤差があるかも知れないが、そこは許容していただいた上で楽しく読んでいただければ幸いである。

この章からは、私がスロプロとして培ってきた技術的な面について踏み入っていこうと思う。

ただし、ここで公開することは、私自身が4号機から6号機を迎えるまでに培ってきたノウハウや知識であり、このやり方が必ずしも正しいということを証明するものではありません。

この章から読み始めた読者の方は、下記のリンク先より第一章からお読みいただくことが出来ます。

【スロプロ引退…】 私の持てる技術の全て、洗いざらい公開します「第一章」

インタビュアー showタイム編集長

専業のタイプ分け

専業生活

スロプロにもいくつかの属性がある

私は15年程専業プロとして活動してきたが、一言に専業と言っても、色々なタイプのスロプロが存在する。

大型店(設置台数1000台以上)をメインで活動するタイプイベント回りで収益を上げるタイプ特定の店舗をメインに活動する専業プロなど。

また、平日でも高設定が投入され、設定狙いが可能な優良店ゾーンや天井狙いのハイエナメインで立ち回る専業などを含めると多岐にわたる。

周りの専業プロは皆、打ち手側の目線に立って立ち回るタイプが多かったが、私は常に経営側の目線に立ってパチンコ屋の状況を見てきた。

そうすることで、打ち手側目線のプレーヤーはその日のイベントがガセに終わった時や、思っていた様な設定配分になっていなかった時に腹を立てるが、経営側に立って見ていると、その日のイベントがなぜガセに終わったのか冷静に判断することが出来る。

なぜかと言うと、打ち手側目線のプレーヤーは、その日のそのイベントのみにフォーカスして考えてしまうが、経営側に立って見れば、そのイベント日までの通常営業時の収益や、月間のトータル収益などを見込んで営業する必要がある。イベント日までに思った収益が上げられていなかったら、例えイベント日でも絞る必要が出てくるし、逆にそれまで絞り過ぎていたとしたら、イベント日にお客さんへ還元出来ることになる。そういった点で経営側目線で考え立ち回ることは、精神面で優位に立つことが出来る。

私自身で培ってきたノウハウ

パチンコ店

店舗の規模がカギを握る

私は小規模(設置台数300台程度)から中規模(設置台数500台程度)までの、更に客も少なく傍から見れば、なぜあの店は潰れないのか?と思われるような店をメインに立ち回ってきた。と言うのも私は、上記で紹介した専業のタイプの中でも、特定の店舗をメインに活動する専業プロ(自分で使いやすい店だと判断したら、その店が使えなくなるまでその店に居座るタイプ)であった。使えなくなるとは、店長が変わった時や、突然店のクセが変わった時など様々であるが、中には3年くらい同じ店をメインに活動することもあった。

第二章では、私がサザエさんのカツオくんみたいな性格であると紹介をしたが、この記事の筆者であるshowタイム編集長曰く、私はコミュ力が非常に高いようで、特定の店舗が決まると私は店員から店長に至るまで、その店のすべての関係者と話が出来るくらいの関係を築いていった。

「ある日こんな出来事があった。」

いつも通り遊戯していると、いつもと何かが違う。店長が変わったという情報は聞いていない。近くの店員を呼び、私は問いかけた。

わたし
「なんか、ちょっといつもと雰囲気ちゃうな、昨日台触ったの店長やないやろ?」

すると店員が

店員
「え、なんで分かったんですか?実は店長が病気で急遽他店舗から応援に来てもらってるんですよ」

とのことだった。

店のクセを掴み、特定の店舗を見定める

スワプロ

店のクセを掴むということは、肌で感じられるレベルまで神経を高め、日頃から些細なことにも目を配り、小さな変化にも気付ける状態にまで持ち込むということである。

私は特定の店が決まるまでに、店の隅々まで状態を把握する。それは私がメインとして活動してきたスロットだけでなく、パチンコ含め、その店に設置されている全台が対象となる。これが私が小規模から中規模店舗をメインの活動拠点としてきた一つの理由である。

大型店や優良店であれば、平日でも設定6を狙うことが出来たり、台の稼働状況も良く、当日の来店でもハイエナが狙える台が空きやすいという利点はあるが、その代わりにライバルの専業プロがわんさかいる。ハイエナで収益をプラスに持ち込もうとするならば、出来るだけ打つ台数を増やして、出来る限り天井に近いところから打つ必要がある。ただライバルが多い店では、期待値がボーダーギリギリの台にでも手を出していく必要があり、多くの台をこなそうとしても都合よく台が空くこともなく、自分が思うような立ち回りが出来なくなってしまう。

期待値の高い立ち回りをするには

そういった点に於いても、小規模であまり人気の無いような店であればライバルも少なく、打っている客層のレベルとしても甘い。故に打ち始めのプレー数をより期待値の高い、天井に近い回転数から打つことが出来るのだ。

もちろん稼働が少なければその様な台に出会う機会も少なくなるが、ライバルがいなければ自分一人分の収益であれば、十分に稼ぐことが出来る。

先ほども述べた様に私は、1パチから5スロを含め全ての機種を対象にしている。店の中全体に気を配る為には、自ずと中規模までの店舗にとどめておく必要があった。

ハイエナ

私は日によってスタイルを変えることはあるが、基本ハイエナをメインに、設定が狙える日は設定狙いで活動するタイプであった。

ハイエナの良いところは、期待値が明確となり、自分の中で納得して台を回すことが出来るという点が挙げられる。

設定狙いがメインの場合は、高設定を見極めるまでの間、低設定を回し続ける可能性があり、結果として高設定に辿り着けなかった時の機会損失が大きい。また仮に辿り着けたとしても、明確に高設定が判別出来た時点での閉店までの時間が短ければ、そこまで打ち込んだ台でプラス収支に持ち込むことが困難となってしまうことがある。

その反面ハイエナと言うのは、期待値がプラスゾーンの台しか打つ必要がないということが最大のメリットである。

スロット

次回につづく。

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次回、ハイエナをする上で重要な宵越しについて紹介する。第六章へのリンク↓↓

スロプロ引退…。私の持てる技術の全て、洗いざらい公開します。「第六章」

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