スロプロ引退…。私の持てる技術の全て、洗いざらい公開します。「第六章」

この記事は、スロプロであり、親友である友人にインタビューした内容を記したものである。尚、記憶を辿りながら書き起こしている為、機種や年代に多少の誤差があるかも知れないが、そこは許容していただいた上で楽しく読んでいただければ幸いである。

第五章では、私がハイエナをメインに立ち周りしていることを紹介した。本章では宵越しでのハイエナについて記載していく。

この章から読み始めた読者の方は、下記のリンク先より第一章からお読みいただくことが出来ます。

【スロプロ引退…】 私の持てる技術の全て、洗いざらい公開します「第一章」

インタビュアー showタイム編集長

宵越しでのハイエナとは

ハイエナをメインとして活動するにあたり重要となってくるのが、宵越しが使えるかということ。

(宵越しとは、前日から次の日にゲーム数を引き継ぐ事)

前章でも紹介した、小規模から中規模の店舗(もちろん店によるが)では、閉店時に期待値の高い状態の台がリセットされず、次の日に据え置きになっている事が多い傾向にある。

大型店や優良店では、期待値の高い台や、大当たり中の台はほとんどがリセットされていることが多い。と言うのも、そういった店舗では店長や社員への教育が行き届いており、機種ごとで期待値の高い台は必ずリセットすることが徹底されていたりする。ただし、台をリセットすることで、天井が短くなったり、高確スタートすることによって、店によって不利益になる台も存在する。

その点に於いて小規模や中規模の店舗では、閉店後の台のチェックが甘い傾向があり、店長や店員も深夜まで営業して早く帰りたいという気持ちもあり、台のチェックを疎かにしてしまうことがよくある。  第一章でも紹介した通り、私が活動する三重県では、朝9時オープン、夜0時閉店の店が多く、店内の清掃を含めると店長が店を閉めるのは深夜1時を過ぎることになり、毎日同じ作業の繰り返しに嫌気が指している店長などに、こういった傾向が見受けられる。

宵越しを見抜く方法とは

店舗によって宵越しが使えるかどうかを見抜く方法は違ってくるが、朝一から店舗全体を見渡し、前日との違いを瞬時に、そして感覚的に見極める必要がある。

リールガックンが使える機種であればガックンチェックをしたり、リセットによりモード移行する台をチェックをしたり、前日閉店時の回転数と、当日の回転数と足した状態で観察したりもする。また、何日間の宵越しが通用するかということも非常に重要となってくる。

例えば、5の付く日がイベント日だった場合、6日から14日までの期間は比較的宵越しが出来たとしても、イベント日にはリセットがかかることを考慮して、データを取る必要がある。イベント日は、さすがの面倒くさがり屋の店長でも、閉店後店内の見回りをしてイベント台の設定変更をしたりする。

極端な話、基本的に店の中はオール1であると想定しておくことで、精神的にも安定して立ち回ることが出来る。上記で記載したチェックを毎日繰り返すことにより、平日にどれくらいの割合で台のリセットや設定変更がされているかを監視する。そういった積み重ねにより、店長の真面目さ加減などを判断することが出来る。

閉店後家でも出来ること

今は昔と違い、家でもチェック出来ることが色々とある

サイトセブンというサイトが使える店では、閉店時の回転数を全ての台に於いてチェックする。そうすることで、朝一から打てる回転数の台宵越しまたは宵々越しで打てる状態の台少し回転数を増やすことで期待値が高まる台などに振り分けて抽出することが出来る。更に大当たり中に閉店した台もチェックすることが出来る。これをスロットだけに限らず、パチンコを含めた全台行う。

私はこの作業をサイトが普及してから毎日繰り返してきた。私が見極めた上で活動の拠点にしてきた店舗では、イベント日以外はほとんどリセットが掛かることはなく、閉店後バイトの店員たちと一緒に帰ってしまう様な店長が多かったので、大当たり中に閉店を迎えた台も、そのままの状態で朝から打つことも出来た(機種にもよるが、大当たり中しばらく放置すると、ボーナス音も小さくまたは消音となり、液晶画面も通常の状態に戻っていると気付かない台がある)。

携帯サイトの普及は、宵越しが使えるかどうかのデータ取りの手間をとても便利にしてくれた。

朝一チェックの重要性

リセットや設定変更を見抜く方法は他にもある

自分が目を付けている店舗が閉店後、掃除が終わった後に台の扉を開ける店なのか、これはかなり重要なポイントとなる。ここで、台をわざわざ開けない店(こちらとしては好都合)が私のターゲットになる。

では、掃除の後に台の扉を開けない店は何が良いのか

理由は、開けない店は朝一初打ちのメダルを投入した瞬間の、オーバーフロー側にメダルが落ちていくを聞くことで、眼だけでなく耳でも判別が出来るのだ。

と言うのも、台をリセットもしくは設定変更する際に台が開かれた場合、メダルがホッパーからオーバーフローした状態を確認した店員は、必ずメダルを手で流すからだ。

そこで私は、台に付いた指紋をチェックする。台を開ける際に必ず触れる部分があるので、その箇所の指紋の形跡や、手袋の跡などをチェックすることで情報を得ることが出来る。設定変更のタイミングは、掃除のおばちゃんが閉店後の掃除をした後、またバイトの店員達が帰った後ですることが多い。

リセットや設定変更がされていると朝一、一斉にブレーカーを立ち上げた際に、前日閉店時の状態であれば起きないはずの、台ごとの液晶の変化に気付くことが出来る。また、台のパネルランプの光り方に於いても同じことが言える。本来であれば朝一、端の台から一斉にランプが流れるはずが、ほんの一瞬だけど一台だけ法則の違う光り方をしているといった、ちょっとした違和感に気付くことが出来る。時にはバイトの店員を試すために仕掛けることもある。

店を試す仕掛けとは…。

次回につづく。

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次回、宵越しを見極めるポイントの続きを紹介する。第七章へのリンク↓↓

スロプロ引退…。私の持てる技術の全て、洗いざらい公開します。「第七章」

 

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